36.4.4. 接続(機器同士をつなぐ要素)
36.4.4.1. ケーブル
36.4.4.1.1. 目的
ケーブル機能は、デバイスコンポーネント間の 物理的な直接接続 を表現するために使用されます。 ユーザーは、ケーブルオブジェクトを通じてネットワークインターフェースやポート間の接続を正確にモデル化し、管理できます。
ケーブルオブジェクトには、以下の属性を割り当てることができます。
タイプ(Type):物理的な媒体または分類を指定します。
色(Color)/ラベル(Label)/長さ(Length):長さには単位指定が可能です。
運用ステータス(Status):接続済み、計画中、廃止 などを設定できます。
36.4.4.1.2. 関連・依存関係
ケーブルは、本機能における 接続性(Connectivity)モデルの中心的要素 です。
接続可能なエンドポイント(Terminations)
ケーブルは、以下のコンポーネントを相互に接続できます。
ネットワークインターフェース(Interface)
コンソールポート(Console Port)
コンソールサーバーポート(Console Server Port)
パススルーポート(前面ポートおよび背面ポート)
電源ポート(Power Port)
電源コンセント(Power Outlet)
電源タップ(Power Feed)
回線終端(Circuit Termination)
ケーブルトレース(Cable Trace)
ケーブルのいずれかの終端点から「トレース」機能を実行することで、 接続されたケーブル経路全体を自動的に追跡できます。
ケーブルが前面/背面ポートなどの パススルーポート に接続されている場合、 接続が途切れない限り経路を継続的にトレースし、 パッチパネルを介した長距離接続 も一貫して可視化されます。
接続ルールの強制
本機能は、接続対象のタイプに基づいて基本的な 健全性チェック を実施します。 これにより、無効な接続(例:ネットワークインターフェースを電源コンセントに接続するなど)が防止されます。
多重終端(ブレイクアウトケーブル)
ケーブルの一端が複数の同種オブジェクトに接続される構成もサポートされます。 例として、1 本の光ファイバーケーブルを通じてネットワークインターフェースを パッチパネル上の 2 つの個別ポートに接続し、 それぞれのポートが個別の ファイバー心線(Fiber Strand) に対応するような モデル化が可能です。
36.4.4.1.3. 主な機能
ケーブル管理機能では、ネットワーク機器間の物理的なケーブル接続を管理し、接続経路の追跡が可能です。以下の機能を提供します:
ケーブル一覧表示: 登録されているケーブルの一覧を表示し、検索・フィルタリングが可能
ケーブル登録・編集: 新しいケーブルの詳細情報を登録、または既存ケーブルの情報を編集
ケーブル詳細表示: 既存ケーブルの詳細情報を表示し、接続先情報を確認
ケーブル削除: 不要なケーブルを個別または一括で削除
接続終端管理: ケーブルのAサイド・Bサイドの接続先を管理
接続経路追跡: ケーブルを通じた接続経路の視覚的な確認
36.4.4.1.4. 操作手順
36.4.4.1.4.1. ケーブル一覧の表示と検索
メインメニューから「接続」→「ケーブル」を選択
ケーブル一覧画面で以下の操作が可能:
検索ボックス: ケーブル名で検索
フィルターパネル: 以下の条件で絞り込み
検索
タグ一覧
ロケーション(サイト、ロケーション、ラック、デバイス)
属性(タイプ、状態、色、長さ、長さ単位、未終端)
テナンシー(テナントグループ、テナント)
36.4.4.1.4.2. ケーブルの新規登録・編集
ケーブル一覧画面で「追加」ボタンをクリックします(新規登録の場合)
または、既存ケーブルの詳細画面で「編集」ボタンをクリックします(編集の場合)
以下の入力項目に情報を入力します。
入力内容を確認して「登録」または「編集」ボタンをクリックします
項目名 |
説明 |
|---|---|
ケーブル情報 |
|
A サイド(必須) |
ケーブルの接続先Aを選択(インターフェース、コンソールポート、電源ポート等) |
B サイド(必須) |
ケーブルの接続先Bを選択(インターフェース、コンソールポート、電源ポート等) |
状態(必須) |
ケーブルの接続状態を選択(接続済み、計画中、切断等) |
タイプ |
ケーブルの種類を選択(Cat5e、Cat6、光ファイバー等) |
ラベル |
ケーブルのラベルを入力(最大100文字) |
説明 |
ケーブルの説明を入力(最大200文字) |
色 |
ケーブルの色を選択(16進数RGBカラー) |
長さ |
ケーブルの長さを入力(0-99999の範囲) |
長さ単位 |
長さの単位を選択(メートル、キロメートル等) |
Tags |
関連タグを選択 |
テナントグループ |
所属するテナントグループを選択 |
テナント |
所属するテナントを選択 |
コメント |
ケーブルに関するコメントを入力(Markdown形式対応) |
36.4.4.1.4.3. ケーブルの詳細表示
ケーブル一覧から対象ケーブルの名前をクリック
詳細画面で以下の情報を確認:
ケーブル基本情報(状態、タイプ、ラベル、説明、色、長さ)
タグ一覧
コメント
終了A(接続先Aの詳細情報)
終了B(接続先Bの詳細情報)
36.4.4.1.5. 注意事項
AサイドとBサイド、状態は必須項目です
ケーブルの接続先は、インターフェース、コンソールポート、コンソールサーバーポート、電源ポート、電源コンセント、前面ポートおよび背面ポートから選択できます
色は16進数のRGBカラー形式で入力してください(例:00ff00)
長さは0から99999の範囲で入力してください
テナントを指定する場合は、先にテナントグループを選択する必要があります
コメントはMarkdown形式をサポートしています
削除操作は取り消しできません
一括削除では、選択したすべてのケーブルが同時に削除されます
既存のケーブル接続がある場合、接続先の変更は慎重に行ってください
ケーブルの状態を「切断」に変更しても、物理的な接続情報は保持されます
36.4.4.2. 無線リンク
36.4.4.2.1. 目的
無線リンク機能は、正確に 2 つの 無線インターフェース 間の ポイント・ツー・ポイント(P2P)無線接続 をモデル化するために使用されます。
これは、複数のクライアントを共有する無線 LAN(Wireless LAN)とは異なり、 無線通信の物理的特性を正確に表現 することを目的としています。
ユーザーは、リンクの運用ステータス、リンク両端間の距離、 SSID、および認証パラメータ(認証タイプや事前共有キーなど)を記録できます。
36.4.4.2.2. 関連・依存関係
無線リンクは、本機能の 無線機能(Wireless Module) の一部であり、 ケーブルと同様に 接続性(Connectivity) をモデル化します。
前提となる設定 無線リンクを定義するには、接続する両端(A サイドおよび B サイド)として 無線インターフェース(Wireless Interface) が定義されている必要があります。
構造的制約 無線リンクは常に 2 つの無線インターフェース間 の接続としてモデル化されます。
属性(Attributes)
距離(Distance):単位を指定して設定できます(例:1.5 km、200 m)。
SSID(Service Set Identifier):オプション項目として、接続に使用する SSID 名を記録できます。
ステータス(Status):接続済み(Active)、計画中(Planned)、廃止予定(Decommissioning)などの運用状態を指定します。
認証情報(Authentication):WPA パーソナル、WPA2、AES、事前共有キー(PSK)などを設定できます。
無線 LAN との区別 無線リンクは、 2 つのステーション間のポイント・ツー・ポイント接続 を表現します。 これに対し、 無線 LAN(Wireless LANs) は、 複数のクライアントが共有する マルチアクセスネットワークセグメント をモデル化します。
36.4.4.2.3. 主な機能
無線リンク管理機能では、デバイス間のワイヤレス接続を管理し、無線通信の設定と追跡が可能です。以下の機能を提供します:
無線リンク一覧表示: 登録されている無線リンクの一覧を表示し、検索・フィルタリングが可能
無線リンク登録・編集: 新しい無線リンクの詳細情報を登録、または既存無線リンクの情報を編集
無線リンク詳細表示: 既存無線リンクの詳細情報を表示し、関連オブジェクトを確認
無線リンク削除: 不要な無線リンクを個別または一括で削除
認証設定管理: 無線リンクの認証タイプ、暗号化方式、事前共有キーの設定
テナンシー管理: 無線リンクのテナント割り当て
36.4.4.2.4. 操作手順
36.4.4.2.4.1. 無線リンク一覧の表示と検索
メインメニューから「接綫」→「無線リンク」を選択
無線リンク一覧画面で以下の操作が可能:
検索ボックス: 無線リンクのSSIDで検索
フィルターパネル: 以下の条件で絞り込み
検索
タグ一覧
属性(SSID、状態、距離、距離単位)
テナンシー(テナントグループ、テナント)
認証(認証タイプ、暗号化方式、事前共有キー)
36.4.4.2.4.2. 無線リンクの新規登録・編集
無線リンク一覧画面で「追加」ボタンをクリックします(新規登録の場合)
または、既存無線リンクの詳細画面で「編集」ボタンをクリックします(編集の場合)
以下の入力項目に情報を入力します。
入力内容を確認して「登録」または「編集」ボタンをクリックします
項目名 |
説明 |
|---|---|
無線リンク情報 |
|
A サイド(必須) |
接続元のデバイスとインターフェースを選択(サイト、ロケーション、デバイス、インターフェース) |
B サイド(必須) |
接続先のデバイスとインターフェースを選択(サイト、ロケーション、デバイス、インターフェース) |
状態(必須) |
無線リンクの接続状態を選択(アクティブ、予約済、無効等) |
SSID |
ワイヤレスネットワークの識別子を入力(最大32文字) |
距離 |
接続距離を数値で入力(0-99999の範囲) |
距離単位 |
距離の単位を選択(メートル、キロメートル等) |
説明 |
無線リンクの説明を入力(最大200文字) |
Tags |
関連タグを選択 |
テナントグループ |
所属するテナントグループを選択(オプション) |
テナント |
所属するテナントを選択(オプション) |
認証タイプ |
認証方式を選択(オープン、WPA-PSK、WPA2-PSK等) |
暗号化方式 |
暗号化アルゴリズムを選択(TKIP、AES等) |
事前共有キー |
認証用のパスワードを入力(最大64文字) |
コメント |
追加のコメントをMarkdown形式で入力 |
36.4.4.2.4.3. 無線リンクの詳細表示
無線リンク一覧から対象無線リンクのSSIDまたはIDをクリック
詳細画面で以下の情報を確認:
インターフェースA(接続元デバイスとインターフェース情報)
インターフェースB(接続先デバイスとインターフェース情報)
リンクプロパティ(状態、SSID、距離、説明)
認証情報(認証タイプ、暗号化方式、事前共有キー)
タグ一覧
コメント
36.4.4.2.5. 注意事項
A サイドとB サイドのインターフェースは必須項目です
インターフェースはワイヤレス対応のインターフェースである必要があります
SSIDは最大32文字まで入力できます
距離は0から99999の範囲で入力し、小数点以下2桁まで指定可能です
事前共有キーは最大64文字まで入力でき、パスワード形式で表示されます
認証タイプと暗号化方式は組み合わせて適切に設定してください
テナントを指定する場合は、テナントグループを先に選択することを推奨します
削除操作は取り消しできません
一括削除では、選択したすべての無線リンクが同時に削除されます
コメント欄ではMarkdown形式の記述が可能です
36.4.4.3. インターフェース接続
36.4.4.3.1. 目的
インターフェース接続機能の目的は、 物理デバイスのコンポーネント間での 直接的かつ物理的な接続 を 正確にモデル化し、追跡することです。
ユーザーは、 ケーブルオブジェクト(Cable) を使用して、 ネットワークインターフェースや各種ポート (コンソールポート、電源ポートなど)の間の 実際の接続関係を記録します。
これにより、インフラストラクチャ全体の接続性を可視化し、 ケーブルトレース機能(Cable Trace) を通じて 配線経路を終端まで追跡することができます。
36.4.4.3.2. 関連・依存関係
インターフェース接続は、本機能における 接続性(Connectivity) の中心的要素であり、 主に ケーブルオブジェクト によって管理されます。
接続対象 インターフェース(物理または仮想)に加えて、以下のコンポーネントが ケーブル接続の終端点(Termination Point)となり得ます。
コンソールポート / コンソールサーバーポート
電源ポート / 電源コンセント/ 電源タップ
パススルーポート(前面ポートおよび背面ポート)
回線終端(Circuit Termination)
物理的制約 ケーブルで物理的に接続できるのは 物理インターフェース のみです。 仮想インターフェース(例:LAG インターフェース)は物理的に接続できません。
ケーブルトレース(Cable Trace) ケーブルの一方の終端点からトレースを開始すると、 本機能は接続パスを反対側の終端点まで追跡します。 ケーブルが前面ポート/背面ポートなどの パススルーポート を経由している場合でも、 接続が途切れない限り、経路は継続的にトレースされます。
健全性チェック(Validation) 本機能は、接続対象タイプに基づいて基本的な 健全性チェック を実施します。 これにより、無効な接続(例:ネットワークインターフェースを電源コンセントに接続するなど)を防止します。
36.4.4.3.3. 主な機能
インターフェース接続管理機能では、デバイス間のインターフェース接続状況を一覧表示し、接続状態を確認できます。以下の機能を提供します:
インターフェース接続一覧表示: 登録されているインターフェース接続の一覧を表示し、検索・フィルタリングが可能
接続状態確認: 各インターフェースの接続先と到達可能性を確認
デバイス別表示: デバイスごとのインターフェース接続状況を整理して表示
36.4.4.3.4. 操作手順
36.4.4.3.4.1. インターフェース接続一覧の表示と検索
メインメニューから「接続」→「インターフェース接続」を選択
インターフェース接続一覧画面で以下の操作が可能:
検索ボックス: インターフェース名で検索
フィルターパネル: 以下の条件で絞り込み
検索
リージョン
サイト
デバイス
36.4.4.3.4.2. インターフェース接続の確認
インターフェース接続一覧画面で以下の情報を確認:
デバイス: 接続元のデバイス名
インターフェース: インターフェース名
接続: 接続先のデバイスとインターフェース(接続されていない場合は「エンドポイントに接続されていません」と表示)
到達可能: 接続先への到達可能性(チェックマークで表示)
36.4.4.3.5. 注意事項
この画面は 読み取り専用 で、インターフェース接続の新規作成・編集・削除はできません
インターフェース接続の管理は、個別のインターフェース詳細画面から行います
接続状態はリアルタイムで更新され、ネットワークの物理的な接続状況を反映します
接続先が複数ある場合は、すべての接続先が表示されます
到達可能性は、ネットワーク層での接続性を示しますが、アプリケーション層での通信保証ではありません
36.4.4.4. コンソール接続
36.4.4.4.1. 目的
コンソール接続機能は、デバイスの コンソールポート(Console Port) と、 そのコンソールにリモートアクセスを提供する コンソールサーバーポート(Console Server Port) または 一時的な接続ポイントとの間の 物理的接続 をモデル化するために使用されます。
ユーザーは、この接続を ケーブルオブジェクト(Cable) を介してモデル化することで、 デバイスの 帯域外 (OOB: Out-of-Band) 管理アクセス経路を正確に追跡できます。
36.4.4.4.2. 関連・依存関係
コンソール接続は、本機能における 入出力ポート接続モデル の中心的な部分です。
接続要素 接続は主に、コンソールポート(デバイス側) と コンソールサーバーポート(リモートアクセス側) の間で確立されます。
ケーブルオブジェクトの利用 実際の物理接続は ケーブルオブジェクト(Cable) によって表現されます。 ケーブルには、ステータス、タイプ、色、長さ(単位付き) などの属性を割り当てることができます。
テンプレートからの生成 コンソールポートおよびコンソールサーバーポートは、 通常、デバイス作成時に選択された デバイスタイプ(Device Type) に 割り当てられたテンプレートから自動的にインスタンス化されます。
ケーブルトレース機能(Cable Trace) ケーブルトレース機能 を使用すると、 コンソールポートから接続経路を追跡し、 終端点(通常はコンソールサーバーポート)までのパスを可視化できます。
36.4.4.4.3. 主な機能
コンソール接続管理機能では、接続されたコンソールポートの一覧を表示し、接続状況を確認できます。以下の機能を提供します:
コンソール接続一覧表示: 接続されたコンソールポートの一覧を表示し、検索・フィルタリングが可能
接続状況確認: 各コンソールポートの接続先エンドポイントと到達可能性を確認
デバイス別表示: デバイスごとにコンソールポートの接続状況を整理して表示
36.4.4.4.4. 操作手順
36.4.4.4.4.1. コンソール接続一覧の表示と検索
メインメニューから「接続」→「コンソール接続」を選択
コンソール接続一覧画面で以下の操作が可能:
検索ボックス: 任意のキーワードで検索
フィルターパネル: 以下の条件で絞り込み
検索
リージョン
サイト
デバイス
36.4.4.4.4.2. コンソール接続の詳細確認
コンソール接続一覧から対象のコンソールポートを確認
以下の情報が表示されます:
デバイス: コンソールポートが属するデバイス名
コンソールポート: コンソールポート名
接続: 接続先のエンドポイント情報(デバイス名 > ポート名)
到達可能: 接続の到達可能性(チェックマークで表示)
36.4.4.4.4.3. フィルタリングによる絞り込み
フィルターパネルを開く
以下の条件を設定して絞り込み:
検索: 任意のキーワードを入力
リージョン: 対象リージョンを選択
サイト: 対象サイトを選択(リージョン選択後)
デバイス: 対象デバイスを選択(サイト選択後)
「検索」ボタンをクリックして結果を表示
36.4.4.4.5. 注意事項
この画面は 読み取り専用 で、接続の新規作成や編集はできません
表示されるのは接続済みのコンソールポートのみです
接続の作成・編集・削除は、個別のコンソールポート画面から行ってください
フィルタ条件は階層的に適用され、上位の条件を選択すると下位の選択肢が絞り込まれます
接続先エンドポイントの種類(コンソールポート、コンソールサーバポート、インターフェース等)によって表示形式が異なります
到達可能性は接続の物理的な状態を示し、実際の通信可能性とは異なる場合があります
36.4.4.5. 電源接続
36.4.4.5.1. 目的
電源接続機能は、デバイスの 電源ポート(Power Port) (電力消費側)と、 外部の電力供給源( 電源コンセント(Power Outlet) または 電源タップ(Power Feed)) との間の 物理的な接続 をモデル化するために使用されます。
ユーザーは、この接続を ケーブルオブジェクト(Cable) を介して記録することで、 機器への電力供給経路を正確に追跡できます。 これはラックや電源系統全体の電力利用率を計算し、 電力追跡機能(Power Tracking) の基礎データを確立するために不可欠です。
36.4.4.5.2. 関連・依存関係
電源接続は、本機能における 電力インフラストラクチャ管理 の中核をなす要素です。
接続要素 接続は ケーブル(Cable) によって確立され、 以下のコンポーネント間で終端されます。
電力消費側(インレット):デバイスの電源ポート(Power Port)
電力供給側(アウトレット):電源コンセント(Power Outlet)または 電源タップ(Power Feed/電源盤から供給される回路)
階層構造
電源盤(Power Panel) が最上流の電力要素です。 電源盤から 電源タップ(Power Feed) が生成され、 通常はラック内のデバイス(例:PDU)に電力が供給されます。
デバイスの 電源ポート(Power Port) は、 上流の電源タップにケーブルで接続されることが想定されています。
PDU のモデル化 複数の下流デバイスに電力を供給する PDU(Power Distribution Unit) をモデル化する場合、 PDU の 電源ポート(Power Port) は上流の電源タップに接続され、 PDU の 電源コンセント(Power Outlet) が 下流のデバイスの電源ポートに接続されます。
制約および健全性チェック 本機能は、ネットワークインターフェースを電源コンセントに接続するなど、 無効な接続を防止するための基本的な 健全性チェック(Validation) を実施します。
36.4.4.5.3. 主な機能
電源接続管理機能では、デバイスの電源ポートと電源コンセント間の接続関係を一覧表示し、接続状況を確認できます。以下の機能を提供します:
電源接続一覧表示: 接続されている電源ポートの一覧を表示し、検索・フィルタリングが可能
接続状況確認: 電源ポートと接続先エンドポイント(電源コンセント、電源タップ)の関係を確認
到達可能性確認: 接続先エンドポイントへの到達可能性を確認
デバイス別接続管理: デバイス単位での電源接続状況を把握
36.4.4.5.4. 操作手順
36.4.4.5.4.1. 電源接続一覧の表示と検索
メインメニューから「接続」→「電源接続」を選択
電源接続一覧画面で以下の操作が可能:
検索ボックス: 電源ポート名で検索
フィルターパネル: 以下の条件で絞り込み
検索
リージョン
サイト
デバイス
36.4.4.5.4.2. 接続状況の確認
電源接続一覧で以下の情報を確認:
デバイス: 電源ポートが属するデバイス
電源ポート: 電源ポートの詳細情報
接続: 接続先のエンドポイント情報
到達可能: 接続先への到達可能性(チェックマーク表示)
36.4.4.5.4.3. フィルタリングによる絞り込み
フィルターパネルで以下の条件を設定:
検索: 電源ポート名での検索
地域: 地域での絞り込み
サイト: サイトでの絞り込み(地域選択後)
デバイス: デバイスでの絞り込み(サイト選択後)
「検索」ボタンをクリックして結果を表示
36.4.4.5.5. 注意事項
この画面は 読み取り専用 で、電源接続の新規作成・編集・削除はできません
電源接続一覧には接続されている電源ポートのみが表示されます
接続されていない電源ポートは表示されません
接続先エンドポイントが複数ある場合は、すべて表示されます
到達可能性は接続先エンドポイントへの物理的な接続状況を示します
フィルタリング条件は階層的に適用されます(地域→サイト→デバイス)
接続情報はリアルタイムで更新されます
デバイスを削除すると、関連する電源接続情報も削除されます