1. X-MON 更新履歴 4.0.0 -

1.1. X-MON 4.3.0

Release:2025/09/29

1.1.1. 新機能・改善内容

1.1.1.1. 監視状態をチェックする「設定・監視確認マネージャー」の追加

監視対象のホストやサービスが意図せず監視されていない状態になっていないかを検出できる「設定・監視確認マネージャー」を追加しました。
長時間ダウンタイムが継続しているホストやサービス、アクティブチェックが無効化されているホストやサービスを検出し、監視抜けを簡単に確認できます。
設定・監視確認は任意のタイミングで手動実行できるほか、定期的に自動実行させることも可能です。

1.1.1.2. VMware ESXi 8 監視対応

VMware ESXi バージョン8系の監視に対応しました。詳細なバージョン番号は下記となります。

  • VMware ESXi 8.0.0

  • VMware ESXi 8.0.1

  • VMware ESXi 8.0.2

  • VMware ESXi 8.0.3

1.1.1.3. 内部処理のパフォーマンス改善

以下の内部処理について、パフォーマンス改善を行いました。

  • 監視処理のパフォーマンス改善

  • ログキャッシュテーブルの参照処理の改善

1.1.2. 不具合の修正

以下の不具合を修正いたしました。

  • 一部のログファイルにログローテーション設定が適用されていない不具合を修正

  • レポート生成時にグラフ画像の生成に失敗する場合がある不具合を修正

  • 軽微な表示修正

1.2. X-MON 4.2.2

Release:2025/07/09

1.2.1. 新機能・改善内容

  • サービス新規登録時のサービス監視用コマンドの初期値を「PING監視」から「FPING監視」に変更しました

  • ホスト詳細・サービス詳細から当該のイベントログ、通知履歴、ダウンタイムを絞り込んだ各画面に移動できるリンクを追加しました

  • 複数項目の選択フォームの利便性を改善しました

  • MSSQL接続監視の監視値を小数点第5位まで表示するよう変更しました

  • MSSQLクエリ実行速度監視のステータス情報にクエリ結果を出力するよう変更しました

1.2.2. 不具合の修正

以下の不具合を修正いたしました。

  • 監視パッケージ「Linux標準監視」でサービスを登録してもホストのSNMPバージョンが反映されない不具合の修正

  • ビジュアルマップのリンク先設定が適切に設定できない不具合の修正

  • メール送信設定で暗号化を行わないSMTPサーバ経由のメール送信に失敗する不具合の修正

  • イベントログで閲覧権限のないホストの情報が表示される不具合の修正

  • ホスト・サービス管理でホストエスカレーション設定数のカウントに誤りがある不具合の修正

  • NICエラーパケット監視ならびにNICユニキャストパケット監視の監視値が不正確な値となる不具合の修正

  • 入力欄にカーソルがある状態でEnterキーを押すと前の画面に戻る不具合の修正

  • レポートのグラフサンプル作成時にエラーが発生してサンプルが作成できない不具合の修正

  • 「戻る」ボタンを押したときにエラーが発生する場合がある不具合の修正

  • CSVホスト・サービス一括設定で存在しない監視コマンドIDを指定するとエラーが発生する不具合の修正

  • 各種設定表示からファイルエクスポートをしたときにエラーが発生する不具合の修正

  • Windows環境にインストールしたX-MONエージェントでメモリリークが発生する不具合の修正

  • 軽微な表示修正

1.3. X-MON 4.2.1

Release:2024/11/25

1.3.1. 不具合の修正

以下の不具合を修正いたしました。

  • 毎日00:00:00以降のイベントログが表示されないことがある不具合の修正

1.4. X-MON 4.2.0

Release:2024/08/29

1.4.1. 新機能・改善内容

1.4.1.1. レポート機能の追加

監視結果をExcel形式ファイルのレポートとして出力できる機能を追加しました。
任意の期間のレポートを生成できるほか、月次・週次・日次で定期的にレポートを生成することができます。

1.4.2. 不具合の修正

以下の不具合を修正いたしました。

  • NRPE経由でのディスク監視のパフォーマンスグラフのしきい値が正しく描画されない不具合の修正

  • CSVサービス一括設定でWebストーリー監視を行うサービスを含むCSVファイルが登録できる不具合の修正

  • NSClient++ CPU監視でパフォーマンスグラフが正常に描画されない不具合の修正

  • X-MONバックアップファイルのリストア中の監視が実施できないタイミングで誤って監視が動作し、障害として検知される不具合の修正

  • CSVダウンロードしたグラフデータが日時でソートされない不具合の修正

  • ホスト管理から新規ホスト登録時に設定値が反映されない不具合の修正

  • 軽微な表示修正

1.5. X-MON 4.1.0

Release:2024/05/30

1.5.1. 新機能・改善内容

1.5.1.1. X-MONバージョン3からの監視設定移行対応

X-MON初期セットアップ時に、X-MONバージョン3の監視設定をインポートしてX-MONバージョン4に移行できるようになりました。
監視設定の移行に際しては、あらかじめ移行元X-MONを最新バージョンにアップデートしたのち、専用ツールで移行用ファイルをエクスポートする必要があります。
詳細な手順につきましては、 監視設定の移行マニュアル をご確認ください。

1.5.1.2. X-MONバージョン3提供機能の対応

X-MONバージョン3の「分散監視」「グラフチューニング」「拡張プラグイン管理」に相当する機能を追加しました。

1.5.2. 不具合の修正

以下の不具合を修正いたしました。

  • SNMP経由でのメモリ監視(Cache/Buffer除外)のSWAP使用率が適切に算出されない不具合の修正

  • SNMP TRAP通知履歴のCSVエクスポートができない不具合の修正

  • ビジュアルマップでカスタムアイコンを用いたオブジェクトが登録できない不具合の修正

  • 軽微な表示修正

1.6. X-MON 4.0.1

Release:2024/02/05

1.6.1. 新機能・改善内容

1.6.1.1. X-MONの再起動処理時間の改善

X-MONの再起動処理を改善し、再起動にかかる時間を短縮しました。

1.6.2. 不具合の修正

以下の不具合を修正いたしました。

  • X-MONの新規インストールに失敗する不具合の修正

  • NICエラーパケット監視ならびにNICユニキャストパケット監視の監視値が不正確な値となる不具合の修正

  • Windowsイベントログ監視(自動復旧)の障害発生時にイベントログがステータス情報に表示されない

  • X-MONインストール後に dnf upgrade が実施できなくなる不具合の修正

  • 軽微な表示修正

1.7. X-MON 4.0.0

Release:2023/12/20

Ver.4.0.0より提供される環境が RHEL 9 のみとなります。
RHEL 7/8 の環境にインストールした Ver.3系X-MON から、今回のバージョンにはアップデートが行えません。
次バージョン(Ver.4.1.0)にて、Ver.3系X-MON から Ver.4系X-MON への設定移行に対応いたします。
更新内容は下記の専用ページをご確認ください。